土曜はステーキを食べに神戸に行った。
お洒落な店内、リーズナブルなのにシェフが目の前でお肉を焼いてくれる
本格的なお店というのでかなり期待していった。
しかし実際にあった店の場所はステーキ店とはほど遠いような
雑居ビルの6階。軽く不安になる(笑)
狭いエレベーターに、私達以外に一組のカップルが乗り込んだ。
上がる途中でステーキのいい匂いがしてきたなと思ったら
タイムリーにカップルの女性のお腹がグーっと鳴った(笑)
その気持ち、分かりますぜ(笑)
エレベータ降りるとすぐにお店であり、
待たされる事もなく、通された席は一番奥のテーブル。
店内はイメージどおりお洒落であった。
が、クチコミで知ってはいたが、かなり隣の席との席間が狭い。
と、いうより無いに等しい(笑)
知らない人がすぐそばに居て、すでにごはんを食べている。
カバン、服などは気を付けながらイスに全て掛けたが
それでも窮屈なくらい狭い。
(居酒屋のカウンターでももう少しゆとりがある気がする)
と、そこに肉がやってきた。一挙にテンションがあがる。
こうなるともう肉しか目に入らない(笑)

バター?ラード?でニンニクチップを炒め香りを出す。

その後行儀よく私と連れのお肉が並び、焼かれる。お肉同士も間がない(笑)

ミディアムに手際よく焼かれたお肉。超美味しいそう。

ポンズと味噌ダレの二種類の味が楽しめる。
お肉は柔らかく、なかなか美味しかった。
でもタレがなんか弱いというか、感動するほどの味ではなかった。
これならシンプルに醤油とみりんで味付けした方が美味しいんじゃないかな。
どうせならとSじゃなくLにしたけど、私にはSで充分だったかも。
ふた切れ連れに食べて貰うことになった。

私の左隣のカップルがいなくなり、五分ほど窮屈から開放されたのだが
すぐに隣に人がきた。
この人が境界線を飛び越え私の漬物やタレを杖先で押して
くるのでビックリし、慌てて横によけたのだが
この方、目が不自由な方みたいだったので、気の弱い私は文句言えないし、
何故か、よけたスペースをその人にとられ、余計に窮屈になるしで
もはや落ち着ける雰囲気ではなくなった。
食後に私はオレンジジュース、連れはホットコーヒーが来たのだが
連れのコーヒーがエスプレッソカップくらいの小ささで思わず笑った。
味は普通のコーヒーだけに、なんであんなに小さいのか謎。ギャグ?(笑)
だが、なんかそれが面白かったので、かなり場が和んで
私はジュース、連れはおもちゃみたいなカップのコーヒーを飲みながら
左隣の人の肉が焼けるのを見守るのだった。
肉が焼けて行く工程は、何度みても楽しい気分にさせてくれた。