今日はインセプションを観に行った。
映画館は思いがけず空いていて、
私の前の一列はほぼ空いていたので、すごく観やすかった。
それと、今までこだわっていた洋画は字幕で!を、今回からやめることにした。
最近展開の速い話&凝った画像の映画が多く、
字幕を追っていると肝心の背景や演技を見逃してしまうからだ。
あ、でも、今回吹き替えなのに、
肝心のセリフが聞こえにくいシーンもあったな(笑)
映画の内容は、
Aにこうして欲しいと思ったBがいて
Bの都合のいいようにAを動かす為に
夢を使ってAの潜在意識に働きかけようとする。
(Aに他者が作った夢を観させ、その中で、Bのアイデアを植えつける)
そうすると、Aの顕在意識「現実」にそれが現れるということらしい。
今回、夢の中の、そのまた夢の中の夢(ややこしや)
まで落ちるので、なんか分かりにくいし、何故か意味なく
ドンパチが多すぎたような(ない方が内容は分かりやすかった)気がする。
また、ドム・コブ(ディカプリオ)と妻の関係
ラストシーンのコマが回ったままというのも、
映画の中で、深い夢の闇に包まれていた。

毎日リアルな夢を見る私としては、この映画のコンセプトは興味深く面白かったが、
普段全く夢を見ない母には、あまり面白く映らなかったようだ。
ま、この映画に出てくるドム・コブの創造した夢の世界と
私が普段見る、未だに体操服を忘れてどうしようと思う夢とでは
あまりにギャップがあるため、一緒にするのは変なのだけど(笑)
「マトリックス」が好きな人なら(あの世界感が理解できるなら)
この映画も面白く感じるだろうと思う。
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