この年まで、私は父の里に行ったことがなかった。
里といえど、父方の兄弟全員大阪に出てきているし
その際、父の両親も田舎の家を引き払い、
長男と大阪で一緒暮らしていたらしいので(私が生まれる前の話)
私にとって「おじいちゃんち」がすでに唐津になかったからだけど。
昔から父は酒を飲むたび「虹の松原」の話や「唐津城」の話を自慢していたのだが
最近父が事あるごとに私に唐津を一度見せたい!といいだし、
旅行好きな母がそれならば!と、格安博多のフリープランを見つけた事もあって
この際いくか!と、急遽決定!一週間後にミクロファミリーで出発とあいなった。
新幹線のぞみで行ったのだが、大阪⇔博多間は、2時間30分くらいの為
朝7時ので行ったので、九時半くらいにもう博多についていた。
天気予報では初日しか晴れないらしいので、まず唐津へ行くことに。
博多から唐津には1時間20分くらいでいける。
ホテルが中洲川端にあったので、乗り換えもなく一本で行けたのも助かった。
唐津城(別名舞鶴城)
下からみると立派にみえるけど、近くで見ると拍子ぬけするほど小さかった(笑)
なのに、城に上がるエレベータは往復で200円します。
が、70歳以上はタダだったので両親分は助かった。
上からの見晴らしは結構よい
両親の向こうに見える島は宝くじが当たると有名な宝当神社がある
「高島」
「鏡山」
「虹の松原」
あ、思い出したけど、写真を撮ってる最中に鷹がカラスを追う光景に遭遇。
ダーウィンが来た!で見たあの捕り物をライブで見れたのだが、超迫力があった。
鷹は凄いスピードで、垂直に降りて、カッコ良かった!何気にカラスも早かったけど!
石垣に綺麗なネコがいたのでパチリ
城の下の石垣を潰して早稲田の小学、中学、高校学校が建っていた。
何故?城の値打ちは消えたも同然だよなあ。
昼食あてにしていた 鰻の「竹屋」臨時休業でがっかり
で、代わりに入ったお寿司屋さんの刺身定食
愛想が良くないので、あんまり期待していなかったけど、安くて美味しかった。
綺麗に面取りされた野菜の小鉢とお吸いものは、最大限ダシのみで味付けされた上品な味。
初!唐津は正直あんまり面白くはなかったな(笑)
父も昔とすっかり変わってしまったので土地勘が全然きかなかったみたいだし。
まあ、50年ぶりらしいから当たり前だとは思うけど。
昔は列車から海を望みながら虹の松原を抜け、唐津城に行けたらしいが、
(素晴らしい景色だったらしく、これが父の自慢だったのだが)
路線が大幅に変更されたみたいで、電車から見た虹の松原駅周辺は
鬱蒼とした松林しかなく、降りたいとも思えなかった。
一つ手前の浜崎って駅周辺は松林が綺麗に整備され、道路も綺麗だったのでここで
降りたらいいのかな。
まあ、唐津に行くことに意味があったと思おう(笑)
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