母に頼まれていたので、今日入荷する樒（しきみ）を買いにいった。
入荷日が月水金らしく、母が行った時は生憎売れた後だったらしい。
歩いて一分もかからないその花屋さんは、一見プレハブのような倉庫のような所で
花屋とは気づかない。地元の人でも知ってる人は少ないと思う。
卸のような感じでやっているらしく、置いている花もすぐ出荷してしまうのかあんまりなかった。
午前行ったのだが、まだ入荷していなかったので、さっき行ってきて無事いいのが買えた。
めでたし、めでたし。
と、普通ならこんな事、日記にはアップしないのだが、アップしたのには理由がある。
実はここの花屋さん、母の親戚である事がこの間判明したからだ。
旅行に行く前、母が教えてくれた内容はこうである。
母がしきみをいつものようにその店で選んでいると、
○○さん！とそこの女将さんを従業員らしい人達が呼んでたらしい。
この「○○」さん！という苗字がお母さんの旧姓と同じで珍しい苗字だった為、
話好きな母は躊躇することなく、その○○さんに
「変な事を聞きますが、出身徳島じゃないですか？」
「え？そうですが？」
「実は私も旧姓○○なんです。徳島の○○町出身」
「あ、うちんとこもそうですよ」
で、よくよく聞いてみると親戚と言うのが判明したのだった（笑）。
でも、広い地球で、こんなに近くにいて、尚且つ○○さんと誰かが言わなければ、
うちの母が話し好きじゃなければ、たぶん親戚だと永遠に気づくことなく過ぎてたのかと思うと笑える。珍しい名前っていうのもかなりのポイントだけど。
私の事を親戚と知ってか知らずか、その叔母様にしきみ代２００円まけて貰いました。
何回も来てくれたからだと。どうもありがとう！
でもしきみって「樒」という漢字なんだね。その事にもなんか驚いた。
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