今日は母と阪大病院に行った。
先週、最後の検査にも付いていったが、
今日その検査結果がでるので、なんとなく付いて行ったのだった。
結果は良好。なので、これでもう阪大に通わなくて良くなった。
母もひと安心だろう。ほんと良かった。
ガンになると10年も病院に縛られるのだな。
10年前、母の手術の時、私は一人で病院で待っていた。
生死には別状ないとは言われてたけど、
でも、手術室に運ばれていく母を見送った後、
ちょっと不安になって、少し病室で泣いてしまった。
すると、母と同室だった人が声をかけてくれて
あなたのお母さんは、大丈夫だから、心配しなくていいと励ましてくれた。
その言葉どおり、母の手術は成功し、ひとまず安堵。
次に母を見舞いに行った際、
この前の人に御礼も兼ねて、お土産を買っていったのだが、
部屋を探してもその人が居なかった。
母に尋ねると、あの後、容態が急変し、亡くなったらしい。
私はびっくりした。心の底から。
で、大泣きしてしまい、今度は母をびっくりさせてしまった。
一期一会という言葉の重みを初めて知った体験だった。
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