土曜は連れとATCに遊びに行った。
行く途中、一つ前のコスモスクエア駅で降りて、しばし海を眺めることにした。
土曜なのに人はまばら。
霞がかった曇り空に、風もいい感じに吹いていたので
一番気温が上がる時間帯なのに、とても過ごしやすく、のんびり大阪の海を眺められた。
ここの海は悲しい色ではあるが、結構広くて綺麗な船が行きかうので風情がある。
最近大好きになった場所なので、連れに紹介できて、尚且つ喜んでくれたので
ちょっとうれしかった。
一人、小さなタコの疑似餌で釣りをしていた人がいて、
何か釣れるのかな?としばらく見ていたら、なんとヒトデが釣れた。
しかし、その人はヒトデを海に投げ入れるわけでもなく、その場に置いて、
釣り場所を変える為か何処かに行ってしまった。
連れが、生ヒトデを近くで見たことがないといい、そのヒトデを見に行った。
遠くからもかなりグロテスク風なのが分かったので大丈夫かな?と思ったのだが、
案の定、気持ち悪いらしくすぐ戻ってきた。
でも、固さを確かめるためにもう一度戻って軽くライターで突付いていた(笑)。
私も生ヒトデは見た事がなかったので、少し興味がわき、見に行った。
ついでに写真を撮ろうとして、そのヒトデをアップにし、じっくり見たら
あまりにブツブツと色がグロイので、気持ち悪くなって、撮る気など失せてしまった。
ダメだヒトデ。
で、私達はその場を後にして、ATCに遊びにいった。
帰り、連れがヒトデのその後を知りたいと言い出した。
あのまま乾燥していたら、装飾品で売っているような、固い骨みたいなヒトデになっているかもと。
私も知りたくなった。そして、またコスモスクエアに行ったのだが。
ヒトデはもうそこにいなかった。
自力で海に帰ったのか、釣り人が海に帰したのか。
少し残念だったけど、少しほっとした。
目の前に広がる夕暮れの時の海はとても綺麗で、そのまましばらく海を眺めていた。
何も考えず、ゆっくり流れる時間。たぶん、こういうのも小さな幸せなんだと思った。
PR