昨夜、「blue」という映画を見た。
市川実日子、小西真奈美が主演のこの映画。
ちなみに、市川実日子は本作で第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞している。
結果として、この映画はとても好きな映画の一つになった。
内容は、まあ、淡い恋なのか、濃い友情なのかだが、別に美化せず
また、変に生生しくなく、直線でいかない現実的な所が丁度いい感じがした。
映像の撮り方が、空気感を重視するゆえに退屈さを感じさせる長回しも多いのだが、
私は夜中に見たので、それが逆にボーっとする時間にもなり、それもよかった。
また、この女優さん達が、あんまり好みのタイプではなかったので、
これまた、逆に変な思い入れもせずにすみ、淡々と見ることができたのも一つの要因だと思う。
この映画の終盤で、二人が歩き疲れた際に、
本音を言い合って泣くシーンがあるのだが、
桐島は立って、遠藤は座って泣いたのを見て、
個性というものは、こういう何気ない所にも見い出せるものなのだと
すごく感心したのだった。
でも、これはなんとなく平成の映画というよりは、
昭和の匂いが漂う映画ではあると思う(笑)
ま、制服のスカートは短いけど(笑)
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